自転車6段変速の使い方!坂道や平地ではどうギアを使い分ければいい?

自転車

普段よく利用する自転車。

買い物や近所へのお出かけなど、普段使いするにはママチャリのような自転車が便利ですよね。

ママチャリには変速なし、3段変速、6段変速と様々な種類があります。

その中でも6段変速は、走る環境に合わせてスムーズな走行をサポートするための便利な機能です。

しかし、変速機能があっても、必ずしも変速機能を利用しないといけない、ということはなく、「変更機能がついているものの利用しない」という方も多いかもしれません。

新たにママチャリを購入しようと考えている方も、「6段変速は必要なのかな?」、「いざ使おうとしても、どう使えばいいのかわからない」と思っている方も多いのではないでしょうか?

変速機能、特に6段変速はついていると日々の移動を楽にすることができます。

そこまで難しくないので、この機会に是非効率的な使い方を覚えて、快適にママチャリで移動してみましょう!

ママチャリの3段変速と6段変速にはどんな違いがある?

自転車での移動がもっと快適になるよう、変速機・ギアの使い方を知っておくことはとても大切です。

変速機付きのママチャリには、内装3段変速と、外装6段変速が多く見られますので違いを抑えておきましょう。

内装3段変速

まず、内装3段変速について。

こちらは、パッと見で変速機能付きと見分けがつけづらいです。

というのも、後輪にギアが6枚段々についている外装6段変速の自転車と違って、後輪部分は変速機無しのママチャリと見分けがつきません。

内側に変速機があるためです。

3段変速と、切り替える段数が少ないというデメリットがありますが、チェーンが外れにくいというメリットがあります。

外装6段変速


一方の外装6段変速は、後輪を見れば変速できることが一目瞭然です。

場合によってはチェーンが外れてしまう可能性があるというデメリットがありますが、3段よりも細かく変速できるというメリットがあります。

あまり坂道がないのであれば、段数としては3段でも問題ないでしょう。

個人的には、坂道がある場合は6段ある方が安心かなという印象です。

ただ、どちらを選んでも、軽いギヤと重いギヤの使い分けは同じです。

6段変速自転車は壊れやすい?デメリットとは?


自転車の6段変速が壊れやすいという話を聞くことがありますが、実はそれには誤解が含まれていることがあります。

デメリットと言われる部分を正しく理解すれば、6段変速の自転車も長く愛用できるでしょう。

まず、6段変速が壊れやすいという印象につながる一つの理由は、その構造が複雑であるため、適切なメンテナンスがされていないと故障しやすくなる可能性があるという点です。

ママチャリは、さびにくかったりあまり頻繁にメンテナンスせずともある程度使い続けられるものが多いですが、やはり適切にメンテナンスしないと故障する確率はあがります。

ただ、これはどの自転車でも同じことなので、特別6段変速のママチャリがそう、ということでもないです。

デメリットとしては、チェーンが外れてしまう可能性があるというところです。

チェーンが外れにくいような工夫もされていますが、外れるときは外れます。

ただ、これも内装3段変速や変速なしのママチャリでも、同じようにチェーンが外れるときもあります。

私が10年近く利用したママチャリは、チェーンが伸びてしまった影響で、変速無しにも関わらず結構頻繁にチェーンが外れてしまうようになりました…

余談ですが、チェーンが伸びたことが原因だったので、チェーンを張り替えることで改善しました。

ダメ元で、自分でチェーン交換してみましたが、特に問題なく利用できました。

ただ安全のため、ちゃんと自転車屋さんで交換してもらった方が安心かと思います。

6段変速自転車の効率的なギアの使い方をマスターして坂道も平地も楽々!

自転車に6段変速がついているのは、さまざまな道で楽に走れるようにするためです。

このギアを上手に使い分けることで、坂道も平地も効率よく走行することができます。

使い分けの方法はそこまで難しくないので、ぜひこの機会に覚えてしまいましょう。

ギアの使い方

ギアには、軽いギアと重いギアがあります。

軽いギアは、自転車を進めるのに小さな力しか必要ありません。

なので、出発する際に漕ぎ始めるときには、軽いギアがおすすめです。

その代わり、あまり前に進みません。

自転車が少し進むと、空回りするような感じになり、足が回る割にあまり進まないということになります。

無駄に足を回してしまうとそれも体力をそがれるので、そんなときには重いギアを利用しましょう。

マニュアルトランスミッションの車と同じですね。

車も発進は1速で、加速して2速、3速にシフトチェンジしていきます。

車は特に車体が重たいので、重いギアを使ってしまうと全然進まず、ストールしてしまうことになります。

自転車はそこまで重くないのでストールするようなことはないですが、確実に疲労は溜まってしまうので、できるだけ軽いギアで発進するのがおすすめです。

さて、軽いギヤで加速したのち重いギヤに変速すると、ひと漕ぎで自転車を大きく前に進めることができます。

その分、力が必要ですが、軽いギアを利用して自転車を進めて加速しておけば、そこまで大きな力を必要とすることなくスムーズに加速できます。

自転車がある程度加速していると、少ない力でそのスピードを維持することができるので、体力も温存しやすいです。

しかし、当然重いので、出発時にこのギアを選んでしまうと大変です…

このように、出発時は軽いギア→加速して徐々に重いギヤと変速していくことで、スムーズに効率的に加速でき、快適に移動することができるようになります。

坂道でのギアの使い方

坂道、上り坂では、当然ですがペダルは重くなります。

なので、軽いギヤを使いましょう。

ひと漕ぎで進む距離は短くなりますが、重いペダルだとすぐに疲れてしまうので、軽くしておく方が便利です。

下りは漕がなくても進んでくれるので、特に変速は気にしなくて大丈夫です。

軽いギアだと足が追い付かないので、加速したいなら重いギヤを使うことになりますが、あまりスピードを出しても危険なので、わざわざ重く変速しなくてもよいでしょう。

結論として、6段変速の自転車を効率良く使うには、走る道やスピードに合わせて適切にギアを変えることが大切です。

坂道では軽いギアを、平地でスピードに乗ればは重いギアを選んで、自分の力を無駄にしないようにしましょう。

これをマスターすれば、自転車での移動がもっと快適に、そして楽しくなりますよ。

自転車6段変速の使い方!坂道や平地ではどうギアを使い分ければいい?まとめ


変速機のついたママチャリでは、軽いギヤから重いギヤを選ぶことができます。

出発時や坂道では自転車を動かすために力が必要なので、最初は軽いギヤを使いましょう。

軽いギヤであまり進まなくなってきたら、スピードアップのため、重いギヤに変速しましょう。

この考え方は、3段変速でも6段変速でも、それ以上の場合でも基本的に同じです。

3段変速のように段数が少ないと、1(軽いギヤ)だと軽すぎるけど、2(1より重いギヤ)だと重い、ということもあります。

その点、6段変速の方がさらに細かく重さが変わってくるので、ちょうどよい重さを選べる可能性が高くなるのでおすすめです。

変速は必須ではないので、しなくても自転車には乗れますが、効率的な使い方を覚えて利用することで、効率的に、少ない力で自転車を進めることができます。

特に重たい荷物を持つような場合や長距離を移動する必要がある場合は、どれだけ体力を残せるかが重要になってくるので、是非変速をマスターして快適に・安全に自転車を楽しみましょう!

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